- 子宮頸がんとは??
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子宮頸がんは子宮頸部(子宮の入り口)に出来るがんです。初期の段階では自覚症状が殆ど無い為、しばしば
発見が遅れてしまいます。
特に若い世代に多いがんで、近年では20~30歳代で急増しています。
子宮頸がんに罹る一番大きな要因は、性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染です。全女性の約70~80%がこのウイルスに感染していると言われています。
ヒトパピローマウイルスは一過性の感染ですが、一部の人は体の免疫機能で退治することが出来ず、前がん病変をつくり、高い確率で子宮頸がんとなります。
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- 子宮頸部細胞診検査
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子宮の入り口をブラシで擦り、細胞を採取し悪性の細胞が存在しないかを検査します。
検査結果はClassⅠ~Ⅴの判定で出ます。
検査所要時間は5分程度で行えます。生理中でも検査は受けられますが、検査の正診性が低下する為、なるべく避けるようにお願い致します。
また妊娠中でも検査は行えますが、予約時に必ずその旨をお伝え下さい。
※上記金額は女性医師による婦人科問診・内診を含みます
- ヒトパピローマウイルス検査
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多くの型が存在するヒトパピローマウイルスの中でもがんを引き起こすとされる型に感染していないかを調べる検査です。
子宮の入り口の細胞を採取し、子宮がんの原因ウイルスが存在しないかを検査します。子宮頸部細胞診検査と併せて受診することも可能です。検査結果は
陰性・陽性の判定で出ます。検査所要時間は5分程度で行えます。
※上記金額は女性医師による婦人科問診・内診を含みます