検査機器のご紹介
内視鏡検査
消化管の内視鏡検査とは、先端にCCDカメラまたは、
レンズを内蔵した太さ1cm程の細い管を口から挿入して内部を観察し、
時には治療を行う検査です。
内視鏡検査では、食道・胃・十二指腸の形態の変化、潰瘍、腫瘍あるいは各種の炎症性病変の診断ができます。
また生検といって病変の一部を採取し、病理検査によって手術が必要な病変か、そのままお薬で経過を見てよい病変なのかを識別することもできます。
当院では通常の経口検査に加え、鼻から行う経鼻内視鏡検査も行っています。
CT検査
CT検査とは、X線を人体にあてながら体内の情報を集め、コンピューターで処理をして人体の横断面(輪切り)像を撮影することです。
人体の内部を見ることができることにより病気の発見に役立ちます。
CT検査には、病変箇所を明確にする薬(造影剤)を注射して検査することがあります。
検査時間は、検査の内容や検査する場所で違いますが約10~20分程度です。
当院のCT検査では診断に役立つ立体的な画像(3D画像)も作ることができます。
超音波検査
人体に全く無害で副作用のない超音波を使った検査です。
モニターで観察でき、簡単に行え、バリウムなどを飲む必要もなく、X線被曝の心配や苦痛がありません。
心臓の形を見る形態的診断、心臓の実際の動きを見る機能的診断、腹部の病気の診断腹腔内の腹水や出血などの診断ができます。
エルゴメーター運動負荷試験
安静状態で異常が認められない場合であっても、運動という負荷をかけることによって心筋の虚血状態が引き起こされやすくなります。
医学的に目標心拍数を設定した上で、自転車エルゴメーターを検査室でこいでいただき、心臓に負荷をかけて運動中の心電図やバイタルサイン、肺機能の観察を行い運動機能の低下や
心臓病の早期発見をする事が出来ます。
また、単に疾病の発見だけでなく、どの程度の運動の強さまで
運動可能であるか、という運動強度の上限を判断する材料にもなります。
血管年齢検査
年日本人の3大死因は、「がん」、「脳血管疾患」、「心疾患」です。このうち、「脳血管疾患」、「心疾患」は、動脈硬化がげ原因です。 動脈硬化が進行すると、血管が硬く脆くなったり、細くなり血液の流れが悪くなりします。さらに進行すると、血管がつまり血液が流れなくなってしまいます。
個人差はありますが、動脈硬化は誰にでも起こります。特に、喫煙、肥満、高脂血症、高血圧などがあると、動脈硬化の進行が加速されます。
重大な病気にかからないためにも、早期発見が大切です。
ABI(血管年齢測定)は、「動脈硬化の程度を知る検査」で、「血管(動脈)のつまり具合やしなやかさを知る検査」ともいえます。
年に1度は受けて動脈硬化の進行度をチェックしましょう。
ホルター心電図
ホルター心電図の機械を装着し、24時間の心電図記録を行います。記録後、心電図の解析を行い不整脈を早期発見します。