睡眠時無呼吸症候群検査
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に10秒以上呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気です。
その結果十分に睡眠がとれず、日中の眠気、集中力、活力に欠ける、居眠りがちになる、居眠り運転で事故や重大事故などを起こしやすくなります。
実際に10秒間呼吸を止めてみると、かなり辛い事が分かります。
眠っている間に呼吸が数十回、ときには数百回と止まるようであれば、体内の酸素不足が深刻になってくるでしょう。
治療をせずに放置しておくとじわじわと体を蝕み、生活習慣病を引き起こし、生命に危険が及ぶ場合もあります。
厚生省では睡眠1時間あたりの低呼吸数が20回以上おこる場合では、5年後の生存は84%(5年後の死亡率は16%)と報告しています。
早めの診断、治療、予防などの対策が必要です。